15時17分、パリ行き【実話】テロを制圧した3人が本人役で出演!その時自分たちに何ができるのか、考えさせられました。

こんばんは、asamiです。

3月は個人的に一番嫌いな月です・・・。仕事が忙しくなるし、春休みとかで平日の映画館も混み出すし・・・憂鬱しかない・・・😩

 

さぁて!今回ご紹介するのはこちら!!

 

 

予告動画

 

 

あらすじ

 

2015年8月21日、オランダのアムステルダム発・フランスのパリ行きの高速鉄道タリス車内で、乗客554人が狙われる無差別テロが発生する。犯人はイスラム過激派の男であり、トイレに閉じこもり武装し銃を発砲した。取り押さえようとした乗客の1人が打たれ重傷を負ったが、旅行中であったアメリカ人のアレク、スペンサー、アンソニーの3人が犯人を制圧する。ごく普通の若者3人は、なぜテロに立ち向かったのか?彼らの生い立ちとともに、いつどこで起きてもおかしくないテロの恐怖を描く。

 

主な登場人物

 

スペンサー・ストーン(本人)

 

子供のころは、集中力の無さから学校の先生にADD(注意欠乏障害)ではないかと言われたり、学校の問題児として何度も校長室に呼ばれていた。子供の頃から軍隊に入って戦争で人の命を救うことが夢だった。そして努力の結果、軍に入隊。休暇で旅行中に今回のテロ事件に遭遇する。

 

 

アレク・スカラトス(本人)

 

スペンサーとは幼馴染で同じ学校のクラスメイトである。スペンサーと同じく問題児で一緒に校長室に呼ばれていた。途中で引っ越してしまうが、後にスペンサーとは別の軍に入隊している。

 

 

 

アンソニー・サドラー(本人)

 

スペンサーとアレクと同じ学校で、口が達者なためこちらも校長室行き常連の問題児だった。子供の頃に引っ越してしまうが、2人とはずっと連絡をとりあう仲。アンソニーは軍には入隊せず大学生である。

 

 

 

 

 

 

どんな映画だった?

 

この映画は、巨匠クリスト・イーストウッド監督の最新作です!!
もう87歳なんですね🙄俳優も監督もされていて本当に素晴らしいと思います。

イーストウッド監督の作品は結構好きで何作か観ております。特に好きな作品はこちら。

こんな感じかなぁ。「マディソン郡の橋」は不倫のお話ですが大号泣した記憶がありますし、「チェンジリング」は辛くてかなり落ち込みました。他にも沢山の作品がありますが、どれも素晴らしくてメッセージ性があるものばかりです。

 

巨匠が描くテロ事件

 

列車内に突然こんな人が現れたら・・・

 

「15時17分、パリ行き」は、2015年、8月21日にアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスで起きた無差別テロ事件「タリス銃乱射事件」を映画化したものです。
乗客554人が列車という密室に閉じ込められ、みんな殺されるかもしれないという恐怖の中、旅行中だったアメリカ人の3人の若者がイスラム過激派の犯人に立ち向かいテロを制圧。3人はどうしてテロに立ち向かうことができたのか?彼らの生い立ちを描きながら、今までに観たことがないような方法で映画化されております。

 

出演者はなんと本人!!

 

フランスでレジオン・ドヌール勲章が授与されました

 

この映画に出てくるスペンサー、アレク、アンソニーの3人。実は、彼らは実際にタリス銃乱射事件で犯人に立ち向かった張本人なんです!!自分自身を演じているんですね。
初めは俳優を起用する方向だったんだけれど、監督は本人たちを起用するという今までにない新しい方法を試みたというわけです。

イーストウッド監督は、リアルさをさらに追求するために、本人たちを出演させる他、乗客としてその場にいた人たちも出演、そして実際に起きた場所での撮影をするというこだわりを見せています。

これを観たみなさんは、実際にその場にいるようなリアルさを体感するはず!

 

がっかりする人が多いのはなぜ?

 

俳優さんではないので、ちょっと緊張も見えましたw

 

 

この映画を観た人のレビューを見てみると、こんな言葉が多かったです。

 

「テロのシーンは少しだけしかない」

「ただの海外旅行を見せられただけじゃん」

 

確かにそう思ってしまうかもしれません。それに、予告動画を見てみるとテロのシーンがほとんどだから、それがメインになっているとみんな思うはず。

でも、実際は違うんですよね。
本作では3人の生い立ちから事件当日までをしっかり描いているのです。彼らがどう育ってきたのか人間性を重要視して描いているという、イーストウッド監督らしい表現の仕方になっています。監督がメインとしているのは、きっとテロ事件が起きているシーンではないんですよね。

 

 

子供の頃はみんなにからかわれたり、授業に集中できなかったり、言うことを聞かなかったりとかなりの問題児だった3人。

メインで登場しているスペンサーは、子供の頃から神に祈りを捧げる際に、人の役に立ちたいと願っています。そしてその願いが、戦争に行って人を救いたいという気持ちになり努力して軍に入隊することになります。そしてたまたま乗った列車でたまたまテロに遭遇し、そこで犯人に自ら立ち向かって行ったんですね。

想いが行動に繋がるってすごいしなぁって思うんですが、子供の頃から自分が選択してきた人生がその運命に向かって進んで行ったとも言えるかもしれません。それは起きてからしかわからないですが、テロを制圧するためにこれまでいろんな選択をしてきたのではないか、と。

 

でもそうだとしても、いたって普通の若者なわけで、たまたまアメリカからヨーロッパ旅行をしていた時にテロに遭遇してしまっただけなんです。列車に乗っていた他の乗客もそう、たまたま居合わせてしまっただけなんですよ。だからただの海外旅行の映画じゃんって思うけど、誰もテロに遭うと思って海外旅行しているわけじゃないから、それが逆にリアルに感じたんですよね。

 

「この映画はごく普通の人々に捧げた物語である」

 

とイーストウッド監督が言っているように、いつどこにいてもテロは起きる可能性があるから、遭遇した時に自分ができることは何なのか?を考えさせるためにこのような作りにしたんだと思いました。見終わってから色々考えるとすごい作品ですよ。

 

オススメ度は?

 

この映画は、パニック映画を期待している人が見たら期待はずれだと思うかもしれません。なので、好みが分かれるんじゃないかなと思いました。
個人的にはイーストウッド監督の作品が好きなので、見ることができてよかったと思ったし、このリアルさをできるだけ沢山の人に見てもらいたいと思いましたね。

「運命」って本当にあるかどうかはわからないけれど、少年たち(特にスペンサー)の人を助けたい、自分の命を人のために使いたいという想いがこの日に向かって進んで行ったのかなぁって思うとすごいですよね。この日、乗客を助けるために生まれたヒーローとも言えるかもしれません。

自分が選択した道っていうのは、きっと意味のあるものなんだ!

 

気になった方は是非、見てみてくださいね!

 

オススメ度は3.8です!