asamiだよー。
さて、今回ご紹介するのはこちら!
無料特別上映会が当選したので上映日当日に行ってきました!
「リメンバー・ミー」
この記事にはネタバレを含む項目があります。
気になる方は、目次をご利用ください。
予告動画
あらすじ
とある靴職人の一家に暮らしている少年ミゲルは、音楽が大好きでミュージシャンを夢見ていた。
しかし、ミゲルのひいひいおじいちゃんは遠い昔、ミュージシャンの夢を追いかけ家を出て行ってしまったことから、それ以来ミゲルの家では音楽を歌うことや聴くことすら厳しく禁じられてきた。
それでも夢を諦められないミゲルは、今は亡き憧れのミュージシャン、エルネスト・デラクルスの写真やグッズを屋根裏部屋に飾り、ギターを弾きながら彼の歌をこっそり歌っていたのだった。
そして毎年一度の特別な祝日である「死者の日」。
ミゲルは祭壇に飾ってあるひいひいおじいちゃんの顔が切り抜かれた写真を見て、もしかしたらデラクルスはひいひいおじいちゃんではないかと思い始める。
そして「死者の日」に開催される音楽コンテストに出るために、デラクルスが祀られた場所からギターを盗んでしまったミゲルは、ギターを弾いた途端に「死者の国」へと迷い込んでしまう・・・。
主な登場人物
ミゲル
音楽が大好きでギター弾きの天才。
でもミゲルの家庭ではとあることが原因で、音楽を弾いたり聴くことすら禁止されていた。
今は亡き伝説のミュージシャンであるデラクルスに憧れていて、屋根裏部屋でこっそり練習をしている。
音楽コンテストに出るために盗んだギターを弾いたことで、死者の国へ迷い込んでしまう。
ヘクター
死者の国でミゲルが出会う謎のガイコツ。
お調子者で嘘つきだが、ミゲルの相棒的な存在になって行動を共にしてくれている。
祭壇に写真が飾られていないため、死者の日に人間界に戻ることができずにいることが悩み。
エルネスト・デラクルス
その歌声とギターで人々を魅了し、早すぎる死を惜しまれているため、ミゲルの町では伝説のミュージシャンとして語り継がれている。
死者の国でもカリスマ的な存在で、パーティーを開いたり優雅な生活を送っている。
イメルダ
ミゲルのひいひいおばあちゃん。
昔、ミュージシャンを夢見ていた夫に出て行かれてしまったことで、一人娘のココを育ててきた。
そのことがきっかけで、ミゲルの家では音楽を聴くことも演奏することも厳しく禁じるという掟が生まれる。
ココ
ミゲルのひいおばあちゃんであり、イメルダの一人娘。
高齢であまり言葉も話せなくなってしまったが、家族みんなに愛されている。
記憶が薄れる中、子供の頃のパパと過ごした思い出は残っており、時々パパの名前を呼んで探そうとする。
エレナ
ミゲルのおばあちゃんで、ひいおばあちゃんの娘。
気が強いが家族思いでとても優しい。
音楽を禁じる掟を厳しく守っていて、ミゲルが音楽に興味を持っていることに強く反対している。
ダンテ
ミゲルのことが大好きなノラ犬。
ミゲルとはいつも一緒にいて、元気でおっちょこちょいなキャラクター。
一緒に死者の国にもついて行ってしまう。
その他にも、実在した芸術家や歌手などが死者の国でガイコツとなって出てきているのも面白いです!
どんな映画?
ピクサー・アニメーション・スタジオの最新作!
「トイ・ストーリー3」で単独監督デビューした、リー・アンクリッチ監督による作品です。
第90回アカデミー賞では、長編アニメ映画賞と主題歌賞の2部門を受賞し、6年連続でディズニー長編アニメ作品の受賞を果たしました。
Cocoとは・・・登場人物でわかりますw
原題は「Coco」。
私は映画を観る前に原題を調べてしまっていたので、この名前がキーポイントなんだなと気づいてしまいました。笑
あ、でも、それでも楽しめるのでご安心を。
いつも邦題でがっかりするんですが、今回は邦題の方がしっくりくるような気がします。
自分たちが生まれる前のご先祖様から今に至るまでの家族の物語をテーマとし、自分が今こうして存在している意味や家族の絆を考えさせられるとても素敵な作品となっております。
映画の中でポイントとなる歌「リメンバー・ミー」は、とても素敵な歌で一度聴くとずっと頭の中に残って、その名の通り忘れない歌となっていますよ☺
吹き替え版での鑑賞でしたが、ミゲル役の石橋陽彩くんは子供の頃からのど自慢などに出ているくらい歌が得意らしのですが、彼が歌う歌はどれも本当に上手で聴き入ってしまうくらいでした!
本作が上映される前に、「アナと雪の女王/家族の思い出」が短編アニメとして20分くらい上映されています。
アナ雪好きな人にはとても嬉しい作品ですよ😄
日本のお盆に似ているメキシコの死者の日!
カラフルな祝祭として観光客にも人気らしいです
今回の映画の舞台となっているメキシコ。
メキシコといえばラテン系の音楽やメキシカン料理などが思い浮かびますが、この映画では日本に似た文化がメインで描かれています。
11月の祝日である「死者の日」には、家族たちが集まって亡くなった人たちのために祈りを捧げる特別な日となっています。
日本の仏壇のようなアルタールと呼ばれる祭壇に、故人の写真や好きだった食べ物、そして死者の花とされているマリーゴールドをカラフルに飾るのが習慣で、祭壇に限らず街中の公園などにも飾り付けがされています。
静かに過ごすわけではなくお祝いとして楽しく過ごすのが特徴です。
「死者の日」には故人が人間界に帰ってくるということで、祭壇には必ず故人の写真を飾り、迷わずに帰ってこられるようにマリーゴールドの花びらを道に撒いておいたりするんですが、これが日本のお盆の文化に似ているんですよね!
日本では地方によって違うかもしれないですが、自分の地元では故人を送り迎えするときには提灯に火を灯して持って行くことでちゃんと帰ってこられるようにしています。
そしてその火は絶対消してはいけないと。
あとこれは地元ではやっていないですが、仏壇にナスやキュウリを動物に見立てて置いて、故人が早く帰ってこられるようにしたりしますよね。
そんな所がすごく似ているなぁと感じました。
本作品は、舞台となったメキシコでは死者の日に合わせるように、10月27日に公開されたらしいです!
ミゲルが迷い込んでしまった死者の国で出会うガイコツ・ヘクターは、「死者の日」に人間界に帰りたいんだけれど、祭壇に写真が飾られていないことが原因でずっと帰れずにいるんですよね。
死者の国が実際にあるかどうかなんてわからないんだけれど、もし本当にそんな場所があるとしたら、自分たちがちゃんとお盆の準備をしていないせいでご先祖様たちがこっちに帰ってくることができなくなると考えると、もっとちゃんと準備しないとなぁっていう気持ちにさせられました。
ノラ犬ダンテは特別な存在?(ネタバレあり)
見た目はマヌケだけれど、重要なキャラクターだったという
ミゲルのことが大好きで、いつもどこからともなく現れるノラ犬・ダンテ。
舌がビヨーンと常に出ていて振り回しているのが印象的ですが、この子がとても不思議なんですよね。
まず、映画を観ながら思ったのは、ミゲルが迷い込んだ死者の国へと繋がるマリーゴールドの橋を普通に歩いて渡り、一緒に死者の国へと行ってしまう姿を見て、この犬は実は死んでいるのかな?とふと思ったんですよね。
天国と人間界を自由に行き来しているような感じで。
そう思いながら観ていたら、死者の国で出会ったご先祖様がこんな感じのことを言っていました。
「ショロイツクインツレ!この犬は死者を導いてくれるんだよ」と。
セリフは違うけどw
そこでちょっと調べてみました!
ダンテはメキシコ原産の犬、メキシカン・ヘアレス・ドッグという犬種の犬なんですよね。
別名をショロイツクインツレとも言うらしく、かなり古くからいて昔は食用にもされていたみたいです。
また、地の神「ショロットル」の使いとみなされていて、死んだ魂をあの世まで導くことが務めなんだそう。
ただのノラ犬ではなかったんですね!!
というか、めちゃくちゃ重要な役割を持っているので、いなくてはならない存在だったわけです。
生きているのか死んでいるのかはよくわからないですが・・。
物語のラストの方では、死者の国から人間界へあるキャラクターを導いているシーンもありましたよ🐱
物語は中盤で展開が一気に変わる!
やっと会えた!ひいひいおじいちゃん!!
これにはやられましたわー。
前半は、死者の国に迷い込んでしまったミゲルが、人間界に戻れる許しの言葉をご先祖様に言ってもらう為に、自分のひいひいおじいちゃんを探す冒険に出かける的な流れ。
私、鈍感なのか前半の流れのまま行くと思っていたので、後半に向けての展開にはビックリしてしまいました!
あ、お前だったのかと。笑
正直、前半はちょっとテンポが遅いというか盛り上がりに欠けているので少し眠くなってしまったのですが、展開が変わったことによってラストに待つ感動まで一気に観ることができました。
展開が変わってからはラストまで想像がついてしまうんですが、それでも素敵な歌と家族の絆に感動させてくるところはさすがです!!
個人的におばあちゃんが出てくる作品は絶対泣いてしまうんですが、今回もまんまとやられましたねー😭
子供の頃の思い出が蘇りました。
思い出には歌がつきもの
ジーンときます・・・😭
みなさんも経験あると思いますが、例えば失恋をした時によく聴いていた歌。
その歌を聴くと、時が経っていてもその時の記憶を思い出しますよね。
楽しかった思い出も、その当時に流れていたり聴いていた曲を聴くだけで蘇ってきたりすると思います。
この映画でも、「リメンバー・ミー」という歌と思い出が結びついているんですよね。
ミゲルの家はひいひいおばあちゃんであるイメルダの夫がミュージシャンを夢見て出て行ってしまったことが原因で、それ以来音楽を厳しく禁じてきたわけですが、イメルダにとっては音楽を聴くと夫を思い出して辛くなってしまうからなんですよね。
でも、それはイメルダの場合なだけで、逆にその歌が唯一の思い出として心に残っている人もいるんです。
そう考えると、音楽って楽しい思い出も辛い思い出も蘇らせる、すごい力があるんだなぁ🎧
個人評価は?
いやー、観終わってからの方がジワジワきて、思った以上に良かったと言える作品でした!
とにかく、ご先祖様のことを忘れちゃいけないなっていう気持ちになります。
これを観た後ちょうど春のお彼岸だったので、おじいちゃんちに行ってきたんですが、仏壇で手を合わせる時やおじいちゃんおばあちゃんの写真が飾られているのを見たときも、この映画を観たことでいつもと違う気持ちで手を合わせることができました。
自分がこうして今生きているのも、おじいちゃんおばあちゃん、ひいおじいちゃんひいおばあちゃん、もっと前からのご先祖様がいたからなんだから、ちゃんと感謝してしっかり毎日を生きようと思いました。
お子さんがいる方は、ご先祖様の大切さを伝えるために観せてあげたくなると思うし、年齢問わずに沢山の方に観てもらいたいですね!
この映画を観て、お盆に限らずお墓に行ったり、仏壇で手を合わせたり、ちゃんと感謝の気持ちを送りましょう!
合わせてどうぞ。
me
子どもの教育の為にも観に行った方が良さそうですね~(^^♪
ご先祖の墓参り最近行ってないなあ…行かなければ!
そうですね!お墓参りの大切さを学べると思いました!
私もこれを観ておじいちゃんちに行ってきましたよ(^-^)
COCOはアメリカ公開時からとても評判良くて、期待してる作品です。
見たい!
でも、レンタル待ちです。
地元の映画館、吹き替え版しかこないんですよね。。
吹き替えだと、セリフが変わってしまうんですよね…やっぱりオリジナルで見たいです(^O^)
思った以上に良かったです☆
やっぱり春休み映画として子供向けだし、ほとんどの地域で吹き替え版のみの上映だと思いますよー!
この手の映画は吹き替え版で観ようと諦めていますw
レンタルされたら是非観てみてください( ^ω^ )