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RAW〜少女のめざめ〜【ネタバレあり感想】失神者続出?いいえ、愛に溢れた映画でしたよ!

こんばんは、asamiです!

さて!今回は巷で噂になっている(?)こちらの映画を観ましたよ!

 

RAW〜少女のめざめ〜」

 

 

 

ATTENTION

この記事はネタバレを含みますので、気になる方は目次をご利用ください!

 

予告動画

あらすじ

 

ジュスティーヌ( ギャランス・マリリエ)は子供の頃からベジタリアンとして厳しく育てられたため、野菜以外を口にしたことがない。
姉のアレックス(エラ・ルンプフ)も在学している獣医学校に入学したジュスティーヌは、新入生に対して恒例行事であるうさぎの生の腎臓を食べる儀式を無理やり食べさせられてしまう。
それがきっかけで、ジュスティーヌの身体に異変が現れるようになり、衝撃的な行動をとるようになる・・・

 

主な登場人物

 

ジュスティーヌ(ギャランス・マリリエ)

 

厳格なベジタリアンの家庭で育った16歳。
両親・姉と同じ獣医学校に入学することになる。
新入生に対して行われるある儀式をさせられてから、身体や心に変化が現れる。

 

 

アレックス(エラ・ルンプフ)

 

ジュスティーヌの姉。
ジュスティーヌが通うことになった獣医学校に在学中であり、入学してきた妹を気にかけている。
自由奔放ではちゃめちゃな生き方をしているが・・・

 

 

アドリアン(ラバ・ナイト・ウーフェラ)

 

ジュスティーヌと同じ獣医学校の新入生で、寮のルームメイトでもある。そしてゲイ。
ジュスティーヌの不可解な行動を心配しているとってもいい奴!

 

 

ジュスティーヌの両親

 

厳格なベジタリアンであり、両親ともにジュスティーヌの通う獣医学校を卒業している。

 

 

どんな映画だった?

 

友達100人できるかなー?ドキドキだお。

 

この映画は、第69回カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞を受賞したフランスの女性映画監督ジュリア・デュクルノーの長編デビュー作品です!

2016年の作品なのかな?それが今年日本に上陸したというわけです。

トロント映画祭では、内容が内容なだけに失神者が続出したという問題作でございます!

まぁ、そりゃそうですよね。だって、簡単にいうと人肉食のお話ですからね!

めっちゃグロい!とかそういうわけではないんだけれど、人間が人間を食べるっていう行為を想像したり見たりするのが気持ち悪くなってしまうって感じなので失神者や途中退席者が出てしまったということなのかな?と思いました。

私はぶっちゃけ人間が人間を食う「カニバリズム」をテーマにした作品って好んで観ません。
最近の映画だとこれとか。

 

 

グリーン・インフェルノ・・・もう観る気がしませんw
スプラッターとかは大好物なのにそれを食べるってなるとちょっと無理なんですよねー。

(追記)その後観ました!めっちゃ人喰ってた!やべーーーーwww

 

でも、今回はなんだか雰囲気が自分好みだったということで、思い切って観に行ってきたというわけです!

 

結果・・・

 

これはね、観て良かった!!!!

 

ジャンルがホラーになっているようだけれど・・・

 

me

ホラー?何言っちゃってるの?
愛に溢れたお話だったじゃないの!!

 

それな。

 

冒頭からワクワクさせられる(ネタバレあり)

 

このシーンはホラーですよ

 

冒頭で出てくるあるシーン。

道路を走る一台の車・・・そこへ道路脇の茂みから飛び出してくる1人の女性!
車はそれを避けたことで木に激突!!
倒れた女性が起き上がり、その車へと歩いて向かっていく・・・というシーン。

 

私はこれだけでワクワクでしたw

このシーンはもしかして、そういうことか?と想像することができたからです。

このシーンが今後どのように登場してくるのか、楽しみでなりませんでしたねー!
しかも意外な人物がやっていたのでさらにびっくりしました。

 

こんな学校嫌だ!!(ネタバレあり)

 

緑になるまで戻ってくるな!のシーン

 

ジュスティーヌが入学した獣医学校は、ジュスティーヌの両親も卒業していて更に姉のアレックスが在学中なんですが、この学校がヤバかった!!!

この学校、新入生は必ずさせられるという儀式みたいなものがあるのですよ。

 

その1. 寮で寝ていると、覆面男たちにベッドを窓から捨てられる

 

その2. その後在学生たちが集まっているクラブのような部屋に連れて行かれ、酒を飲み踊らされる

 

その3. 新入生の集合写真を撮る前に、頭上から動物の血を大量にかけられみんな血だらけになる→そのまま授業を受ける(これは笑いそうになったw)

 

その4. そして極め付けは、この学校の一員となるためにうさぎの生の腎臓を食べさせられる

 

 

その他、白衣の下に着る服は、クラブで踊るような激しい服じゃないとダメ!など・・・。

もうわけがわからないwww
こんなに狂っているのに教授は何も言わないからねw

 

少女が大人へとめざめる時(ネタバレあり)

 

なんだべ!?オラ、こんなうめーもん食ったことねーだよ!!

 

ジュスティーヌは厳しいベジタリアンの家庭で育っているので、お肉は一切口にしたことがありません。

そんな環境で育った少女が、親元を離れて大人の世界へと足を踏み入れていくわけですが、そこにはいろんな誘惑がありますよね。

自分たちだって、大学に入学したり社会人になるときは同じような経験をしながら大人になっていくわけなんですが、ジュスティーヌが入学した学校が上でも書いたようにかなり狂っているので、なぜわざわざそんな学校へ入学させたんだ!と思ってしまいましたw

しかも、儀式でうさぎの生の腎臓を無理やり食べさせられてから、ジュスティーヌの身体に異変が起き始めてお肉を欲するようになってしまったんですよ。

当然ですが、学食にはお肉があるし、周りの子も普通にお肉を食べているわけで誘惑がいっぱい。
でも自分はベジタリアンだから食べてはいけないし・・・
そして学校でもうまく馴染めないストレス・・・
という心身共に不安定な状態になってしまうジュスティーヌ。

そこで起きたある出来事から、ジュスティーヌはめざめてしまうんですね・・・。

 

大人の女性に!!

 

そして

 

人間のお肉に!!!

 

 

ラストは衝撃的!そして家族愛!!

 

ああ・・アドリアンうまそ。やべ、鼻血出てきた

 

人間のお肉にめざめてしまったジュスティーヌは、ルームメイトのアドリアンに対しても食べ物にしか見えなくなっていきます。

気づくと彼の体を見ている始末。

食べたい・・・でも人間を食べるなんて許されない行為だ!

そんな心の葛藤があり、苦しむ姿はとても辛そうでした。

そして度々登場する姉のアレックスの行動も怪しくなってきます・・・。

 

姉がいるから安心だということで同じ学校に入学させたのに、2人が一緒になるとぶつかり合ってうまくいかなくなったり・・・最終的にはとんでもないことが起きるので、逆に同じ学校に入学しないほうが倫理を守れたんじゃないかなぁと思いましたねー。

 

それでもラストの両親の愛は大きかった!

なんでベジタリアンだったのかがわかる瞬間です。

 

お父さん!!!辛かったでしょう😭😭😭

 

個人評価は?

 

いやー、これは本当に観て良かった!面白かったです。

カニバリズムをテーマにしているんですが、流れる音楽や個性的なシーンがとても魅力的で、逆におしゃれな感じもしちゃったりして監督が女性だったからか女性向けのような感じでした。

想像してしまうと気持ち悪くなってしまうかもしれないけれど、そこまでグロくないですよ!

大人になるってこういうことよね!って思える作品ですので、最寄りの映画館で上映されているなら是非観てみてください😀

 

me

個人評価は4.0です!

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4 COMMENTS

kamoko

“食人”ものだと、やっぱりスティーブン・キングの“生きのびるやつ”が私の一番です。(小説ですが)
食べるか食べないかで悩むのはまだまだ甘い。。╰(°ㅂ°)╯

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asami

「生きのびるやつ」のあらすじを読んでみました!
これ、自分の足食べちゃうんですか!?すごい・・・
しかも、両足・・・!!すごいお話ですね( ゚д゚)

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いごっそう612

これ面白そうですねえ~。地元で公開されてたら絶対観に行ってましたわ(^^♪
カニバリズム映画はいっぱいあるけど、それを悩むというネタは無かったっすね。
早くレンタルにならないかなあ…

返信する
asami

おもしろかったです!
カニバリズム映画、ほとんど見たことないのですが、みんな悩まずに食べちゃう系が多いんですね!それならば、この作品はとても新鮮に感じるかもしれません☆
レンタルされたら是非!

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