聖なる鹿殺し【ネタバレ感想】終始不気味!自分なりにわかりやすく考えてみた

こんばんは、asamiです。

早速ですが、今回ご紹介するのはレンタル開始を楽しみにしていた「聖なる鹿殺し」です!

 

日本では今年3月に劇場公開されたんですが、案の定自分の県では上映されず・・・この日が来るのを楽しみに待っていたというわけです!

パッケージやタイトル、そして予告動画を観ても不気味さしか感じないこの映画。

もうねー、自分の好みに違いない!!

 

 

聖なる鹿殺し

 

この記事にはネタバレを含む項目が含まれています。
気になる方は、目次をご利用ください!

 

 

予告動画

 

 

 

あらすじ

 

心臓外科医のスティーブン(コリン・ファレル)は、眼科医の妻のアナ(ニコール・キッドマン) と娘のキム(ラフィー・キャシディ)、そして息子のボブ(サニー・スリッチ)の4人で幸せに暮らしている。
スティーブンには時々会っている少年がいた。
名前はマーティン(バリー・コーガン)といい、父親が亡くなっていて母親と二人暮らしである。
そんな彼に、スティーブンは腕時計をプレゼントしたり、病院の見学をさせたりしていた。
しかし、ある日スティーブンを家に招いたことがきっかけで、不可解な出来事が起こり始める。
ボブが突然歩けなくなってしまったのだ。
あらゆる検査をしても原因がわからず、ボブは次第に飲食も拒否するようになっていく。
そして更に家族に最悪の事態が起きようとしていた・・・

 

主な登場人物

 

スティーブン(コリン・ファレル)

 

心臓外科医。
妻と子供2人で幸せに暮らしている。
マーティンという少年に時々会い、プレゼントをしたりと何かと気にかけている。

 

 

 

アナ(ニコール・キッドマン)

 

スティーブンの妻で眼科医でもある。
夫と子供を愛し、幸せに暮らしている。

 

 

 

 

マーティン(バリー・コーガン)

 

謎の少年。
スティーブンと時々会っている。
父は亡くなっていて、母親と暮らしている。

 

 

 

 

キム(ラフィー・キャシディ)

 

2人の娘。
真面目で歌が大好きな年頃の女の子。
マーティンを家に招いたことで、彼のことが気になりだす。

 

 

 

ボブ(サニー・スリッチ)

 

2人の息子。
パパに反抗気味だけど、音楽が大好きな男の子。
マーティンを家に招いてから、突然歩けなくなってしまう。

 

 

 

 

 

映画について

 

「聖なる鹿殺し」の監督は、ヨルゴス・ランティモス監督です。

私は観ていないんですが、45日以内にパートナーを見つけなければ動物に変えられてしまうという映画、「ロブスター」を手がけた監督さんです。
これもおもしろそうだなw

 

 

この映画は、第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でプレミアム上映され、脚本賞を受賞しています。

 

登場した時から不気味な雰囲気を漂わせている少年・マーティン。
スティーブンが我が家に招いてから息子が歩けなくなってしまうという、なんとも不気味で終始理解不能な内容となっております!

 

観た感想

 

あちゃみ
マーティンこえーよ!!
え?ボブはなんで歩けないの?
ねえ、なんで?教えてよ!!

 

もうね・・・

 

マーティン怖すぎるってもぉーー!!

 

 

なんだろう・・・顔も怖いし言動も怖いし、この人一体何者なんだ!?

 

全体的に静かな雰囲気の中で、不気味な音楽が所々流れる・・・なんだか昔のホラー映画のような音だったなぁ。

 

スティーブンが時々会っている少年・マーティンは何者なのか?

なんでボブは歩けなくなってしまったのか?

 

最初から最後までその疑問を考えながら観ること間違いなし!

そして、不快感が残ったままラストを迎えること間違いなし!

 

終始不快な映画と言えば、「Mother!」もですね。

なんか似ているかもしれないなぁと思いました。

 

 

「Mother!」が好きなら「聖なる鹿殺し」も好きだと思うよ。

 

とりあえず、不快で疑問が残る内容だったので、自分なりにわかりやすくまとめてみました!

 

 

ギリシア悲劇に基づいた話だった

 

聖なる鹿殺し

 

この映画を観た人は、みんな最初にこう思うだろう。

 

え?わけわからん

 

と。

 

あまりにも訳がわからないので、もしかしたらキリスト教が絡んでいるのかな?って思っていたんですが、まさかのギリシア悲劇に基づいて作られていました。

 

wikiによると、「聖なる鹿殺し」は三代悲劇詩人のエウリピデスによる「アウリスのイピゲネイア」を基にしていると書いてありました。

 

 

wikiを読んでもわかりにくかったのでいろいろ調べてみました!

 

この悲劇に登場するアガメムノーンというギリシア神話の英雄が、狩猟の女神アルテミスの聖鹿を射殺してしまい、さらにアルテミスを侮辱する言動をとったことがきっかけで怒らせてしまったんだそう。

アルテミスの怒りを鎮めるためには、アガメムノーンの娘イピゲネイアを生贄に捧げることしかないということになり、その要求通りにイピゲネイアは生贄になって死んでしまったという悲劇らしいです!

でも、イピゲネイアは死んでいないという説もあるらしく、死ぬ寸前にアルテミスがイピゲネイアを牝鹿とすり替えたという説もあるみたいです。

 

映画では、この後者のイピゲネイアは死んでいないという説の方が基になっているかもしれないです。

 

この悲劇が基になっているとなると、「聖なる鹿殺し」というタイトルにも納得がいくかもしれないですね!

 

とりあえず、この悲劇がベースになっているんだなということを踏まえておくと観やすくなるかもしれません。

 

 

マーティンは何者なのか?(ネタバレ)

 

聖なる鹿殺し

 

これはラストまでずっと考えました。

だって、最後まで何者なのか出てこないんですもん・・・。

なので、ギリシア悲劇がベースとなっていることを踏まえて考えてみました。

 

スティーブンが時々会っている少年マーティン。

父親は死んでいて、母親と暮らしているというのですが、実はマーティンの父親は以前、スティーブンが手術を担当した患者さんだったんです。

 

スティーブンが、手術にも関わらず飲酒をしながら執刀していたことが原因で、マーティンの父親は死んでしまいました。ひどすぎる・・・

 

当然マーティンは、スティーブンに父を殺されたと思っていますよね。

そして、スティーブンも核心には触れないものの、定期的にマーティンに会っては腕時計をプレゼントするなどして罪滅ぼしのような行動を取っていたという訳です。

 

そしてある日、スティーブンはマーティンを家に招きます。

 

それがきっかけで、ボブは急に歩けなくなってしまいます。

 

病院にお見舞いに来たマーティンは、スティーブンにこんなことを言います。

 

事態は最悪な方向へ進むよ。

 

1.手足のしびれ

2.食べ物を拒否

3.目から出血

4.その後すぐに死ぬ

家族の誰か1人を殺さなければボブは次の段階へと進む、と。

 

マーティンはまさに、女神アルテミスだということですよね。

 

聖鹿を殺された=父親を殺された、だから代わりに生贄を捧げよと。

そうしなければ、家族全員がこの4段階の事態に陥って死ぬよってね。

 

 

 

 

4段階の症状の謎(ネタバレ)

 

聖なる鹿殺し

 

急に歩けなくなってしまったボブ。
次第に食べ物も受け付けなくなります。

そして、ボブだけではなくてキムまでもが同じ状態に!!

家族がどんどん謎の症状に侵食されていくんですが、一体何が原因なんでしょうか?

 

これは、謎のまま終わってしまいます。笑

 

とりあえず、マーティンの言った通りに事態が進んでいくんです。

 

マーティンは女神アルテミスだと仮定すると、神の力でそうしているって考えるしかないのかもw

 

俺の言いなりにならないと歩けなくしてやるぞ!そして最後には目から血を流して死ぬぞ!という警告みたいな感じで。

実際に、マーティンの言いなりにならない人からどんどんその症状が出ているような感じなんですよね。

従えば急に歩けるようになったりもするし。。

とにかく不思議w

 

胸くそ悪いラスト(ネタバレ)

 

 

聖なる鹿殺し

 

ボブはいよいよ第3段階の目から出血が始まります。

こうなるともう言いなりになるしかないような状態のスティーブン。

誰かを殺さなければなりません。

 

アナは、殺すなら子供がいいとスティーブンに持ちかけます。

そしてキムは自分が死ぬと言ってきます。ギリシア悲劇通りの展開。

 

でも、最終的に死んだのは・・・?

 

そしてラストのシーンはまさに胸くそです!!

 

もう、マーティンの顔!!!!!笑

 

いやぁー、でも復讐って怖いですねー。。。

目には目をってやつですね。。

 

 

個人評価は?

 

日本人にはあまり馴染みがないギリシア神話が基になっているお話なので、何も情報を得ないで観ると本当にわけがわからないで終わってしまうと思います。

でも、情報を得ないままでも不可解な出来事に目が離せなくなることは間違いないですよ!

私は、こういうの大好きなのでとても楽しめました!

そこらへんのホラーよりもよっぽど怖いですよw

 

ぜひ、ゾクゾクしてみてください💀

 

あちゃみ
個人評価は3.9です!

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Commentsこの記事についたコメント

6件のコメント
  • いごっそう612

    何すかこれ~マジで面白そうじゃないっすか!
    これは観たい!!「Mother!」も面白かったし!
    借りに行かねば~!

    8月 2, 2018 7:46 pm
    • asami

      面白かったですよー(๑˃̵ᴗ˂̵)

      ただ、調べてから観ないとわけわからないです。笑
      でも、まずは調べないで観ていただきたい!

      マザー!好きなら絶対好き!

      8月 2, 2018 8:05 pm
  • Kamoko

    「聖なる~」が今日から配信だったと午後に気づきました~ヾ(≧▽≦)ノ
    同じく首を長くして待ってました!
    映画を見てから、記事を読んで、改めてコメントしますね~

    8月 2, 2018 9:34 pm
    • asami

      kamokoさんも首を長くして待っていたんですね(๑˃̵ᴗ˂̵)
      ちょっと難しいけど、楽しめましたよー!
      ぜひ、観たら感想聞かせてください(*^ω^*)

      8月 2, 2018 9:37 pm
  • Kamoko

    昨日の朝見終わって、夜中に記事書いて、今朝アップしました(^^;)
    もうちょっと考えたり調べたりしてみたかったけど、見たあとすぐの勢いも大事かなと思って。。
    そして、今、こちらの記事を拝見(^_^)
    面白い映画ですよねー、これ。
    監督の思うつぼにハマりました(笑)
    私はギリシャ神話はそんなに絡んでないと思いましたが、ほとんどの人は神話が基だと考えてるようですね。
    ランティモス監督は何が正解か言う気は無いでしょうね~影から(ΦωΦ)フフフ…ってほくそ笑んでる気がします(^^;)

    8月 8, 2018 8:40 am
    • asami

      お疲れさまです!

      面白かったですよねー!不気味!

      ギリシャ神話に基づいているって言っても、知らなかったら何が何だかわからない感じですよね(^◇^;)

      監督さん、ホントすごいなぁ。
      みんなが混乱してるのを見て、ガッツポーズしてそう。笑

      これから読みに行きますね(*^ω^*)

      8月 8, 2018 9:04 am

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