今日は、最近レンタル開始されたばかりの
「レディ・プレイヤー1」
について書こうと思います。
スティーブン・スピルバーグ監督によるSF映画で、今年の4月に日本で公開されたこの作品は、そのCGの凄さと登場するキャラクターの凄さがとても話題になりました!
この記事にはネタバレを含む項目があります。
気になる人は、こちらの目次をご利用ください。
予告動画
主な登場人物
ウェイド(タイ・シェリダン)
早くに両親を亡くし、スラム街でおばとその交際相手と暮らしている。
どこにも居場所がなく、唯一の楽しみはVR「オアシス」でゲームをプレイすること。
亡きオアシスの創設者ジェームズの遺言により、オアシス内に隠されたイースターエッグを探すゲームにチャレンジしている。
ゲームの中のアバターは「パーシヴァル」
サマンサ(オリヴィア・クック)
オアシスでゲーム中にウェイドと出会う。
仲間を作らず単独行動が基本だが、ウェイドと協力しながらエッグを探すようになる。
ゲーム中のアバターは「アルテミス」
ヘレン(リナ・ウェイス)
オアシス内では、ウェイドと一番親しくしている。
何かと協力してくれるとてもいいやつ。
ゲーム中のアバターは「エイチ」
トシロウ(森崎ウィン)
オアシス内での仲間。日本人。
アバターは「ダイトウ」
ゾウ(フィリップ・チャオ)
オアシス内での仲間。
アバターは「ショウ」
ジェームズ(マーク・ライランス)
オアシスの創設者。
亡くなった後に遺言を公開し、オアシス内に隠されたイースターエッグを手に入れた者は、オアシスの所有権と5000億ドルの遺産を授与するというアノラック・ゲームを開催している。
ノーラン(ベン・メンデルソーン)
大手企業IOI社の社長。
ジェームズの遺言を聞き、オアシスを独占しようと企んでいる。
ゲームには、IOI社の社員を多数参加させている。
あらすじ
時は2045年。
世界は環境汚染や気候変動などによって荒れ果て、多くの人々がスラム街で生活せざるを得ない状況になっていました。
生きる希望も何もない・・・そんな毎日に、ある希望の光が・・・!!
それは、VRの世界「オアシス」。
オアシスの中では、誰もが理想の人生を楽しむことができる、まさに夢のようなゲームなんですねー。
世界中の人たちがオアシスに夢中になっていました。
見渡す限り、みんなが機械を装着している状態です・・・。怖いです・・・。
アメリカ・オハイオ州のスラム街で暮らしている17歳のウェイドもその1人。
早くに両親を亡くし、おばと一緒に暮らしている彼も、朝からずっとオアシスに入り浸っている状態。
そんなウェイドが今ハマっていること・・・
それは、アノラック・ゲーム。
オアシスの創設者・ジェームズの死後、オアシス内に隠されたイースターエッグを見つけた者には、オアシスの所有権と5000億ドルの遺産を捧げるというとんでもない遺言が公開されたことで始まったゲームなんですね。
ちなみに5000億ドルは日本円にして56兆円相当だそう。ハンパないってもー!!
イースターエッグを探すためには、まず3つのゲームをクリアして鍵をゲットしなければいけません。
でもね、そのゲームがめちゃくちゃ難しいんですよ・・・。
そりゃそうだよね。だって、オアシスと56兆円簡単に手に入るわけないもんね・・・。
1つ目のゲームはカーレース。
マリオカートがめちゃくちゃになったような感じ?笑
いろんな罠があって、ティラノサウルスとかキングコングなんかも登場しちゃいます。
ある日、ウェイドはオアシス内で出会った仲間エイチとチャレンジ中に、とある謎の美女に出会います。
彼女の名前はアルテミス。
仲間を作らず単独行動をしているようです。
オアシスの中でアバターでしか見たことがない彼女にちょっと恋しちゃった模様のウェイド。
中身がおっさんかもしれないんだぞ・・・大丈夫か?と心配しつつ見守る私・・・。
なかなかの腕前の彼女ですが、やはり後一歩のところでクリアできない様子。
ウェイドはゲームをクリアするためのヒントがどこかにないかと、ジェームズの生涯を見ることができる博物館へと向かいます。
そこでヒントをみつけてしまうんですねー。
果たして1つ目のゲームをクリアすることができるのでしょうか・・・?
そして、すべてを独占しようと社員総出でアノラック・ゲームに参加させている、大手企業IOI社ノーラン社長の企みとは・・・?
続きはDVDでどうぞ。
観た感想
me
この一言に尽きますね!とにかく映像が綺麗です!
オアシス内のアバターたちの顔の表情筋の自然さ・・・なんか人間みたいだった。
昔の映画やゲーム、アニメなどのキャラクターやセリフ、乗り物などが登場しているので、詳しい人はめちゃくちゃ楽しめる作品でしょうね!
ストーリーに関してはいたってシンプル。
3つの鍵をゲットしてイースターエッグを探すRPGみたいな感じだったなぁ。
まぁ、つっこみどころもあるんですが、それよりもCGが凄すぎて劇場で観なかったことを後悔しましたね・・・・。
私は字幕版で観たんですが、文字に集中しちゃうとどんなキャラクターが出ていたのか見逃してしまうんですよね。
なので、キャラクターを探したい人は吹き替え版でも観てみるといいかも。
ストーリーとキャラクター探しとCGの美しさ、いろんな視点で楽しめる作品ですね!
それにしても、映画とかで描かれる未来って、荒廃しちゃっている世界が描かれることが多いですね・・・。
今回もそうでしたけど、実際にこんな世界になってしまってVRが希望!!みたいになっちゃったら、現実の世界で人との関わりがなくなってしまって、生きていて何が楽しいんだろうか。
なんだか観ていて未来が不安になりました。
何種類見つけられた?(ネタバレあり)
ストーリーで登場する、様々な映画やアニメ、ゲームのオマージュ。
みなさんは登場するキャラクターをどれくらい見つけられましたか?
私は、ほとんど見つけられませんでした!!!!
というか、ほとんど知らないキャラクターだった。笑
原作で登場するキャラクターとはちょっと変更したところもあったみたいですね。
私が見つけることができたものは、キングコング、ティラノサウルス、デロリアン、金田バイク、キティちゃん、バットばつ丸、けろっぴ、ハーレークイン、ガンダルフ、エイリアン、チャッキー、ガンダム、メカゴジラ、波動拳、ロックマン、チョコビみたいなのもいたかな?あとは、映画「シャイニング」のとあるシーン・・・くらいかな😅
字幕に集中していたから、全然映像観ることができなかったわー。
その後、めんどくさくて見直してないwww
主に80年代から90年代の作品を取り入れているみたいなので、正直ついていけませんでした・・・。
流れる音楽もちょっと懐かしさがありましたねー。
詳しくはwikiに載ってますよー!
監督からの日本リスペクトがすごい(ネタバレあり)
親日家としても有名なスピルバーグ監督。
上にもたくさんのキャラクターが登場していたと書きましたが、そのキャラクターの中でも日本の作品から登場しているのが多々ありました。
登場人物の中にいるトシロウがオアシス内でダイトウという鎧を纏ったアバターを利用しているんだけど、このアバターは生前友人だった三船敏郎の姿だそうです。
彼の遺族に承諾を得て登場させたらしい。すごい。
そして、そのダイトウが変身するキャラクターがガンダムという、これまた日本のキャラクター。
「アムロ、行っきまーす!!」
ではなく、
「俺は、ガンダムで行く!!」
という日本語のセリフを吐いて変身。
日本人の(詳しくはハーフだけど)森崎ウィンくんが演じていたわけですが、これまたかっこいいんですよね。
これだけでも日本愛が伝わってきますけど、他にも金田バイクとかキティちゃんとかいろんな日本のキャラクターが登場するのは観ていてとても気持ちがいいですね。
ありがとう、スピルバーグ監督!!
どうしても気になった・・・(ネタバレあり)
この映画を観ていてどうしても突っ込みたかったところがありまして・・・。
外でVRやってる人たち、車に轢かれてたくさん死んでるんじゃないか説。
水曜日のダウンタウンみたいになってしまいましたがw
観ていると、ウェイドとかIOI社の人たちは専用の機械に固定して動いたりしていたんだけど、固定しないで外で自由にVRをやっている人たちもたくさんいるんですよ。
道路沿いでみんなでパンチしたり蹴ったり・・・それはもうアホみたいに。。。
そんな人たちは、例えばオアシス内で追いかけられたりしていたら、実際に走って逃げなければならないわけですよね?
ってことは、道路に飛び出して交通事故に遭ってしまいますよね・・・。
もうこの外でやっている人がどうしても気になってしまって仕方ありませんでした😅
せめて、ウェイドのように何かで固定してやるっていう設定にしてもらいたかったです。
個人評価は?
おもしろかったですが、やはり劇場で観たかった・・・。
3Dとか4Dで観たらさらに楽しめたんじゃないかなと。
DVDで観る場合は、ぜひブルーレイで。
アニメやゲームに詳しい人はめちゃくちゃ楽しめるし、詳しくない人でも十分に楽しめる。
子供から大人まで楽しむことができるように作られている点については、さすがスピルバーグ監督だなぁと関心。
ワクワクしたい方は、ぜひどうぞ。
me
どちらかと言えば、男性向けの内容でしたよね。
ガンダムが出てきたのはテンション上がりました。
続編もあったら良いなあ~とひそかに期待しています。
そうですね。ゲームとか好きな人にはたまらないだろうなぁ。
ガンダム、かっこよかったですよね(*^_^*)
続編がもしあったら、個人的にエヴァを出してもらいたいです。笑
面白かったっしょ。昔のスピールバーグっぽさ満載でした。客層が広くて誰もが楽しめて嫌な感じを受けない作品。それでいてラストのメッセージは今風で結構辛辣。仮想空間だけでは完結しないんだよね。生で会わないとほんとの絆は結べないと。それでも大ヒットにはなっていない。そういう叫びは今は伝わりにくいのかな。
おもしろかったですー!!
懐かしいキャラクターとか音楽でも、ホントに幅広い年齢層が楽しめる作品ですよね(^ ^)
リアルで会わないとっていうのは、今の世の中にピッタリのメッセージですよね。
車に乗ってる人もVRの装置をつけてるんじゃないでしょうか(笑)
あれだけの技術があれば、脳に何か埋めるとかした方がいいのでは…
ワタシの時代、80年代が多様されてたのは嬉しかったのですが、逆にゲームの世界が受け付にくいです(^^;)
ストーリーやビジュアルが映画じゃなく、ゲームですね。
80年代に生まれてない若者(登場人物も観客も)が80年代に熱狂するのにはちょっと違和感あります…
全体的には悪くなかったんですが、どうやら原作ファンには納得いかない内容らしいです。
付けてたら怖いですよねー!笑
あれだけはホント突っ込みたくなりました( ゚д゚)笑
そうですね、あれはまさにゲームですね!
確かに登場人物が80年代に熱狂しているのは違和感があるかもしれませんね。
あ、それ聞いたことあります!原作と結構違うのか、納得してない人多いみたいですよね。