今回は、最近レンタル開始されたばかりの
「殺人者の記憶法」
のレビューをしていこうと思います!
これ、観たかったんですよー!
近くの映画館で上映されなかった作品なので。
早速書いていきまーす。
こちらの記事はネタバレを含む項目があります。
気になる方は、目次をご利用ください!
予告動画
あらすじ
ビョンス(ソル・ギョング)は、娘のウンヒ(キム・ソリョン)と2人で暮らしている。
職業は獣医だが、アルツハイマーと診断され仕事に支障が及ぶため休業することに。
アルツハイマーの症状としていきなり記憶がなくなってしまうため、日々の出来事を録音するようにしているが、ビョンスには体が覚えて絶対に忘れないことがあった。実はビョンスは、元連続殺人鬼なのだ。
ある日、運転中に追突事故を起こしてしまったビョンス。
追突した車を見に行くと、トランクからは血が漏れていた。
車から降りてきた男・テジュ(キム・ナムギル)の目を見た瞬間、ビョンスはこの男は最近起きている連続殺人事件の犯人だと確信する。
しかし、警察に通報するも相手にしてもらえない。
すると、テジュはウンヒの交際相手としてビョンスの前に現れた。
最愛の娘を守るためにもテジュを捕まえようとするが、記憶が所々途切れてしまい混乱してしまう・・・
主な登場人物
キム・ビョンス(ソル・ギョング)
数年前からアルツハイマーを患っているため、記憶が所々なくなってしまう。
獣医師だが、仕事に支障が出るため休業することに。
愛娘と2人で暮らしているが、実は元連続殺人鬼である。
キム・ウンヒ(キム・ソリョン)
ビョンスの娘。
アルツハイマーの父を心配し、いつも気にかけている。
ミン・テジュ(キム・ナムギル)
警察官。
裏の顔は女性を殺す連続殺人鬼である。
ある日追突事故に遭い、ビョンスにトランク部分を見られてしまったため、なんとかするためにウンヒの交際相手としてビョンスに近づく。
アン・ビョンマン署長(オ・ダルス)
アルツハイマーのビョンスを気にかけて、定期的に会う間柄。
映画について
原作は、キム・ヨンハ氏の小説「殺人者の記憶法」。
予約の時点で大人気、発売するやいなや売り上げ1位を記録したベストセラー小説です。
そんな大人気の小説を映画化したのは、ウォン・シニョン監督。
ホラーやサスペンス、アクションなどを手がける期待の実力派監督です!
アルツハイマーの元殺人鬼が主人公というなんとも斬新なキャラクター設定で、元殺人鬼が現役の殺人鬼と対決をするという、なかなかないストーリーが話題の物語です!
観た感想
me
不謹慎だけど笑ってしまうw
アルツハイマーを患っているおっさんは、実は元連続殺人鬼!
そこへ現れた新・連続殺人鬼!
捕まえたいけど記憶が消えてしまう・・・
俺はここで何をしているんだ・・・?
何が真実で何が嘘なのか、変わる展開にとても混乱しました!
シリアスな内容なのに所々ぶっこまれる笑いが最高なんだけど、設定が設定なだけに笑っちゃってもいいのか戸惑いました(^_^;)
まぁ、思いっきり笑ったけどねw
応援したいけど・・・(ネタバレあり)
お前、殺人鬼だろ?
お前こそ殺人鬼だろ?
ある日追突事故を起こしたビョンスが出会ったのは、なんと!最近連続的に起きている殺人事件の犯人と思わしき人物!!
追突した際に開いてしまったトランクの中には怪しげなバッグ。
そして滴り落ちる血・・・。
車から降りてきた男テジュは、鹿を轢いてしまったと言ってその場で示談にしたがるけど、その男の目を見て殺人鬼だと確信したビョンス。
me
同じ仲間の匂いがするってやつね!
んなアホな!!と突っ込みたくなりますねw
しかし、殺人鬼を捕まえようと匿名で警察に通報するも、テジュは警察官だということもあってか相手にされません。
最終的に自分で捕まえてやるぞということになるんですが・・・
冷静に考えると、この人も犯罪者なわけですよ。元だけど。
訳あってこれまでに沢山の人を殺してるんですよ。
だからなのか、素直に応援できないんですよねw
お前、自分のしたことは棚に上げて殺人鬼を捕まえようとしてるっておかしいだろ!!って思ってしまってw
まぁ、ビョンスからすると、昔やっていたことは殺人ではなくて悪いことをした人間を掃除するっていう感覚でしていることだから、自分がしていることは逆に良いことだと思っているんだろうけどね。
そんな父親の過去なんて全く知らない娘のウンヒちゃん・・・
しかも、交際相手までもが殺人鬼だなんて・・・
なんだかんだで、彼女が一番かわいそうでした・・・。
不謹慎だけど笑ってしまう(ネタバレあり)
アルツハイマーのビョンスは、顔の痙攣が始まると記憶が消えてしまいます。
気がつくとさっきまで何をしていたのか全く覚えていないため、ボイスレコーダーに日々の出来事を録音しておくんですよ。
娘のウンヒも気にかけていて、結構大変そうです。
それを見ていると、
アルツハイマーってこんなに大変なんだ・・・
家族も心配で目が離せないだろうな・・・
って思うんですが、ちょいちょい笑ってしまうようなシーンを入れてくるので、失礼だけど笑ってしまうんですよ(^_^;)
テジュと対決するために筋トレをするシーンでは、昔はできたというリンゴの片手潰しをしようと頑張っているんですが、諦めたのか途中で記憶がなくなっちゃったのか最後にはそのリンゴをかじるっていうwww
あとは、ウンヒのすすめで通い出したポエム教室で出会った澤穂希似の女とのやりとりも、コントかよ!!って突っ込みたくなるくらいおもしろいんですw
しかも、この女が何故かちょいちょいでてくるんですよw
結構ヤバイ!ってシーンでも出てくるから、どうしても笑っちゃいますw
韓国の映画ってあまり観たことないんだけど、こんな感じでシリアスな内容に笑いがちょこちょこ入っている作品が結構多いなぁって感じましたw
ラストまで混乱。そして別バージョンもあり?(ネタバレ)
アルツハイマーを患っているビョンスですが、記憶を失ってしまうということをテジュに利用されてしまうんですよね。
何日間もの記憶を失ってしまったことに対して、嘘の話をしたり別の人物になりすましたりとね。
でも、なんか怪しいんですよね。
ビョンスは本当に記憶がなくなっているのか?どこまでが忘れているのだろうか?って怪しく思ってしまうんです。
どの記憶が正しいのかもよくわからないし、観ているこっちが混乱してきますw
今起きている殺人は、本当はビョンスがしているんじゃないか?とまで思ってしまうくらいです😅
ラストも、「え?どういうこと?」っていう終わり方だし混乱・・・。
なんだかスッキリしない感じで終わってしまうんですよねー。
でも、実はこの映画にはもう一つ、別バージョンがあるらしいんですよ!
「殺人者の記憶法:新しい記憶」というタイトルで、「殺人者の記憶法」が公開されてすぐに公開されたみたいですね。
この別バージョンでは、ビョンスとテジュの戦いが更に詳しく描かれていたり、アン・ビョンマン署長や検事なども登場し、事件の闇についても描かれているそうです。
観た人のレビュー読んでみると、「殺人者の記憶法」とほとんど変わりない内容らしいんですが、ラストのどんでん返しが驚き!って感じみたいですねー。
意味深な感じで終わってしまったので、そのモヤモヤがスッキリできるのかもしれません!
追記
「殺人者の記憶法:新しい記憶」を観てみました!
確かにラストのどんでん返しがあってビックリしました(^_^;)
「新しい記憶」では、ビョンスが全ての殺人を犯していたという衝撃的な話になっていました。
テジュはもともといい人で、普通の警察官だったんですよ。
ビョンスは、テジュもアン・ビョンマン署長のこともポエム教室で出会った女のことも殺していました。
娘のウンヒは事件の内容を目撃してしまったためショックで失語症になってしまいましたからね。
前作とは全く違うラストになっていましたが、ラスト15分くらいまではほとんど同じような内容なので、2回観たような感じでしたw
個人評価は?
なかなかおもしろかったです!
殺人鬼が殺人鬼と戦うっていう設定ってなかなかないですからねー。
ツッコミどころはありますが、おもしろいので是非観てみてください!
me
パッケージがめっちゃ怖い…と思いましたが、ちょっと笑えそうですね
ビデオマーケットのアフィリエイト貼りかた上手いっすね!
クリックしてしまいました(笑)
意外に笑えるシーンがあっておもしろかったです!
ありがとうございます。
アフィリエイト挑戦してみました。笑