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女と男の観覧車【ネタバレあり感想】理想の愛を追い求め堕ちていく女と男。虚しさしか残らない映画。

女と男の観覧車

こんばんは、asamiです。

今日は昨年公開されレンタル開始された、

「女と男の観覧車」

ネタバレあり感想を書いていこうと思います。
恋愛映画は基本こういうドロドロ系しか観ませんw

ネタバレが気になる方は、目次をご利用ください!

 

女と男の観覧車

 

予告動画


あらすじ

1950年代、アメリカ。
ジニー(ケイト・ウィンスレット)は、コニーアイランドにある遊園地のレストランでウェイトレスをして働いている。
以前は舞台女優として働いていたが、ある出来事がきっかけで同じ遊園地でメリーゴーランドの係員として働いている夫のハンプティ(ジム・ベルーシ)と出会い、自分の連れ子リッチー(ジャック・ゴア)と3人で暮らしている。
ごく普通の家庭ように見えるが、実はジニーは夫に隠れて海の監視員のアルバイトをしている年下の男ミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)と不倫をしていた。
脚本家を目指しているミッキーとの未来を夢見るジニーだったが、ある日突然音信不通だったハンプティの娘キャロライナ(ジュノー・テンプル)が現れたことで、すべてが崩れ始める。

 

主な登場人物

 

ジニー(ケイト・ウィンスレット)

コニーアイランドの遊園地にあるレストランでウェイトレスとして働いている。
かつては舞台女優として働いていたが、今は同じ遊園地で働いている夫のハンプティと自分の連れ子と暮らしている。
夫に隠れて海の監視員アルバイト・ミッキーと不倫関係にある。

 

ハンプティ(ジム・ベルーシ)

ジニーの妻。
同じ遊園地内でメリーゴーランドの係員をしている。
前の妻とは死別していて、その後ジニーと出会い結婚をする。
音信不通の娘がいる。

 

ミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)

脚本家を目指しながら、海辺で監視員のアルバイトをしている。
ある日、ジニーと出会い不倫関係にある。

 

 

キャロライナ(ジュノー・テンプル)

ハンプティの娘。
ギャングと結婚し長年音信不通になっていたが、突然現れる。

 

 

リッチー(ジャック・ゴア)

ジニーの連れ子。
学校に行くのを嫌がり、放火癖がある。

 

 



映画について

 

「女と男の観覧車」の脚本・監督を手がけたのはウディ・アレン監督です。

83歳という年齢で未だ現役!すごいですね。

アカデミー賞では史上最多の24回ノミネートされ、その中で監督賞を1回、作品賞を3回受賞しています。

これまでに数多くの作品を手がけていますが、最近の作品では「ブルー・ジャスミン」や「ミッドナイト・イン・パリ」、「カフェ・ソサエティ」などがあります。

 

観た感想

me

いや〜・・・若い男にハマる中年女の見苦しさったらない・・・
登場人物みんなダメ人間なんですが、特に主人公ジニーが周りの人すべてを不幸にしていく・・・そんな感じでしたね。
誰1人として幸せになれない、そんな内容です。
いい年したおばさんが、若い男に夢中になって不安がいっぱいで取り乱している姿ほど、醜くて見苦しいものはないと思います・・・。
人生終わった感じの中年女性を演じたケイト・ウィンスレットの演技がとても良くて、めちゃくちゃイライラしましたw

 

登場人物みんな問題あり(ネタバレあり)

女と男の観覧車

まんざらでもない様子のミッキーとキャロライナ。

 

妻のジニー、夫のハンプティ、ジニーの連れ子リッチー、そして突然現れるハンプティの娘キャロライナ、ジニーの不倫相手ミッキー。
この人たちみんなかなりの問題ありな人物なんですよね。

まずジニーなんですが、舞台女優だったときに出会った男性と結婚しリッチーを生みますが、別の男性と不倫し夫は姿を消してしまったんです。
そして生活に困っているところでハンプティに出会い結婚したんですが、そんな感じなのでハンプティのことは愛していません。
そして、海の監視員ミッキーと出会い、絶賛不倫中!!

対する夫のハンプティは、妻と死別していてその後にジニーと出会い結婚。
釣り仲間の友達も結構いたり、ジニーと一緒に釣りに出かけたいみたいで一見いい夫に見えるんですが、お酒を飲むと態度が一変してしまいます。
ジニーの連れ子リッチーのことを可愛がらず、時に暴力をふるいます。

そしてジニーの連れ子のリッチー。
実はこの子が一番問題かもしれません・・・。
全ては母親であるジニーが悪いんですが、こんな家庭環境で育っているせいで、精神面に問題があります。
学校へ行きたがらず遊園地の映画館で映画を観て過ごすことが多いリッチーは、実は放火魔。
海辺の木に火をつけたり、カウンセリング室のゴミ箱に火をつけたり、火をつけると落ち着くのかやめられないんです・・・。
それなのに、自分のことばかりでリッチーに目を向けないジニーとハンプティ・・・親として最低ですよ。

音信不通だったのにある日突然姿を現すハンプティの娘、キャロライナ。
彼女は早くに結婚をしたんですが、結婚相手がなんとギャングw
夢中になって目先のことを考えず家を出て行ってしまったんですね。
そしていろんなことを知りすぎて嫌になって逃げるように帰ってきたというわけです。
当然逃げ出してきたので見つかったら殺されます。
そんな疫病神が現れたことで、みんなの人生の歯車が狂い出します。

最後はジニーの不倫相手、ミッキー。
脚本家を目指しながら海辺の監視員のアルバイトをしているんですが、ある日海辺を歩いているジニーと出会いそのまま不倫関係になってしまいます。
ミッキーはこれまでにも人妻との不倫経験があるらしく、罪悪感も何もない様子。
そこへキャロライナが帰ってきたことでめちゃくちゃになっていきまーす。

ってことで、どいつもこいつもクズばかりなのです☺

 

観覧車が意味するもの(ネタバレあり)

女と男の観覧車

 

この映画では観覧車が頻繁に映り込みます。
原題は「Wonder Wheel」
コニーアイランドの遊園地の中に実際にある観覧車の名前がそのまま原題になっています。
そして邦題「女と男の観覧車」
このようにタイトルにも観覧車が使われているんですが、この観覧車が意味するものがとても深いんですよね。

観覧車って、ぐるぐる回っているだけで最終的には出発点に戻ってきてしまいますよね。
新しい場所に行けるわけでもなく、永遠と同じところを回っているわけです。

これは、ジニーとハンプティ、そしてミッキー、他のキャラクターの人生にも言えることなんです。

人って不思議なことに同じことを繰り返すんですよね。
ジニーはこれまでに一度不倫をして離婚しているのに、ミッキーとまた不倫してしまいます。
ハンプティもジニーに対して同じ話の繰り返しで、自分が変わろうとしません。
ミッキーに関しても、人妻と不倫したり目移りしたりと凝りません。

ラストで思ったんですが、ジニーはまた凝りずに不倫するでしょうね。
本当の愛を探しているみたいですが、本当の愛ってなんなんでしょうか?

ジニーのような人間は、相手を失ってから愛に気づくので、誰と一緒になろうが満足できないと思います。

人間の人生を観覧車に例えるってすごいなぁ。

 

子供が一番かわいそう

女と男の観覧車

かなり深刻な状況なのに・・・

 

この映画は、大人たちが自分のことばかりを考えているせいで、子供がとても悲しい思いをしています。

学校へ行きたがらず、さぼっては遊園地の映画館で映画を観ているジニーの連れ子リッチー。
母親は昔も今も不倫していて、生活も豊かじゃないから夫とは常に喧嘩している。
おそらく母親の不倫にも気づいているんじゃないかなぁ。。。
そして、リッチーにとっては継父のハンプティは、リッチーを愛しておらず問題を起こすと暴力を振るいます。
こんな家庭環境で生活していたら、精神的に不安定になってしまうのも仕方ないですよね。
でもその解消法が放火って・・・かなり深刻なんですよねー😅

ジニーは毎回騒動が起こるたびにリッチーを叱るんですが、なぜそのような行動をとってしまうのか、何が原因なのか考えようとはしません。
ジニー本人に原因があるのにね・・・。
なんせジニーはミッキーに夢中ですから、リッチーの相手なんてしていられないんですよね。
カウンセリングを受けに行く日なんて、ミッキーの誕生日だからってリッチーに1人で行かせたからね・・・。
この女、親じゃないなとドン引きしましたねー。

親はやはり、子供のことを第一に考えないといけないですよね。

リッチーが一番かわいそうでした。

 

個人評価は?

 

遊園地の華やかなイメージと映画の中で流れる懐かしいような楽しそうな音楽、それとは反対に家族がドロ沼にはまり堕ちるところまで堕ちていくという、このギャップがなんとも言えませんでした。

観終わった後は、どんよりした気持ちになります。

でもやっぱり、人それぞれ状況は異なるけれどこういうのが人生なんだよなぁと、不思議と納得させられてしまいました。

人生を観覧車に例える監督、本当すごい!

me

個人評価は3.7です!

2 Comments

いごっそう612

ウディ・アレン作品は苦手なんです
でも、これ観てみたいかも‥重く暗そうな題材ですが気になりますね。

観覧車のたとえ見事でした、その通りだと思います。
特に不倫した人は、本当に繰り返すんですよね…職場にも何人かいるので…
観覧車みたいにくるくる回り続けるんでしょうかね~。

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asami

そうなんですね!
私、この監督の作品初めて観ました。笑

重い内容なのに、音楽が陽気な感じなのでそんなに暗くならないのが不思議でした。

不倫とか、虐待とか、、、悪いことをする人って繰り返しますよね(^_^;)
自分が相当痛い目に合わないと懲りないんでしょうねー。
ほんと、観覧車みたいですよね。。

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